朝倉市
堤当正寺古墳(つつみとうしょうじこふん)
全長70mの前方後円墳で、築造年代は5世紀中頃と推定されています。墳丘は二段築成で葺石が見られます。埋葬施設は前方部・後円部に各1基が確認されています。前方部は小型竪穴式石室で石室外から鉄剣が出土しており、後円部は天井石の状況から竪穴式石室と推定されています。未盗掘の可能性が高く、内部調査は実施せず保存措置がとられています。墳丘からは円筒埴輪や形象埴輪などが出土している他、石室外から甲冑類が出土しており、その一部は甘木歴史資料館で展示されています。
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