五郎山古墳(ごろうやまこふん)

筑紫野市の九州古墳カードは配布期間が終わりましたので配布終了となりました。

五郎山古墳の壁画は他の古墳と比べ、狩りや葬送の風景を表した具象画が多く描かれています。それらを学べる10種類のカードを用意しました。

カードは3カ月毎、5回に分けて配布を行います。ぜひともカードを手に取って、五郎山古墳の魅力を感じてみませんか。

【配布期間】
筑紫野市五郎山古墳配布期間

【配布場所】 
〇筑紫野市歴史博物館の窓口(筑紫野市二日市南1丁目9-1)
お問合せ:092-922-1911
開館時間:9時から17時まで(入館は16時30分まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始(12月28日から1月4日まで)
入館料:無料

〇五郎山古墳館の窓口(筑紫野市原田3丁目9-5)
お問合せ:092-927-3655
開館時間:9時から17時まで(入館は16時30分まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始(12月28日から1月4日まで)
入館料:無料

【配布方法】
施設の受付にて、1名につき1枚無料で配布します。
※カードは在庫が無くなり次第、配布を終了します。カードの予約・お取り置きはできません。

【特典】
10種類のカードを集めて御提示していただくと、五郎山古墳の特製ポストカードをプレゼントします。

五郎山古墳は、標高66mの丘の上にあります。墳丘の大きさは径約32m、高さ5.5mで、横から見ると麦わら帽子(ぼうし)のような形をした二段構成の円墳で、この地域では最大級の古墳です。

人物・動物・道具などの文様は26点あり、そのほとんどが奥壁に集中して描かれています。これらの絵は、この墓に葬(ほうむ)られた人が生きた古墳時代の様子を伝えていると考えられます。

馬に乗る人物が小さな動物とともに描かれています。墓に眠る人物が生前狩りをしている姿と想像され、亡き人を追憶(ついおく)し、活躍した姿を象徴して描かれたのではないかと思われます。

左手を腰にあて、右手を挙げたポーズをとる力士と思われる人物が描かれています。相撲(すもう)は、古来より神事とされてきました。人物の足が赤色で強調して描かれていおり、邪(じゃ)を踏み鎮(しず)めていると思われます。

スカート状の衣装を身につけ、両手で何かをささげる人物が描かれています。壁画の中では、他にこのような人物は描かれておらず、宗教的な儀式を行う巫女(みこ)と想像されます。

馬に乗る人物は、3か所に描かれています。この人物が持っているのは、埴輪(はにわ)などから想像すると盾(たて)であると考えられます。盾は、敵から身を護るための武器です。武器・武具は、亡くなった人を悪霊から護るために描かれたと考えられます。

弓を引く人物は、左側の動物に狙いを定めているようです。動物の体には、傷を表すと思われる赤色がみられます。狩りの様子が描かれていると考えられます。

武器・武具は、5か所に描かれています。特に、矢の入れ物である靫(ゆぎ)が象徴的に大きく描かれています。亡くなった人を悪霊から護るため、実物を誇張(こちょう)して描かれていたと考えられます。

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九州古墳カードは、うきは市で当委員会が企画したカードです。
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