うきは市の九州古墳カードの集め方

うきは市は古墳群が数多く集まる地域であり、その中でも装飾古墳の割合が多いことが特徴です。

現在、うきは市では5種類の九州古墳カードを配布しています。
個性豊かな古墳群を巡ってぜひ5つのカードをゲットしてください!

九州古墳カードの集め方

STEP1
古墳を巡って記念写真を撮影

STEP2
古墳ごとの指定の交換所で記念写真を提示

STEP3
アンケートに記入
※すでにうきは市の古墳カードをお持ちの際はカードをご提示ください。その際はアンケート記入は不要となります

STEP4
お1人1枚カードをプレゼント!

月岡古墳石棺(つきのおかこふんせっかん)

古墳は、5世紀半ば頃につくられた若宮古墳群でもっとも古いお墓で、全長80mの前方後円墳です。文化2年(1805年)に若宮八幡神社の宮司・安元大炊(やすもとおおい)氏によって発見されました。出土した長持形石棺は、近畿地方の有力者と同様の物だったことから、大和政権に深い関わりのある人物が埋葬されていたと考えられ、現在は、その石棺をご神体にお社(やしろ)が建てられています。「金銅装眉庇付冑」をはじめとする副葬品は国の重要文化財として吉井歴史民俗資料館に展示されています。
出土地:月岡古墳(福岡県うきは市吉井町若宮366-1)

見学:墳丘の見学可能
公開:時前予約により見学可能 ※詳細はコチラ
駐車場:有り(福岡県うきは市吉井町若宮328-2)

 
<カード交換所>
吉井歴史民族資料館
吉井町内の古墳から出土した土器や甕棺(かめかん)、副葬品などの考古資料をはじめ、農業や商業、生活の面から町の成り立ちを振り返ることができる民俗資料を展示されています。中でも、国の重要文化財に指定されている若宮古墳群「月岡古墳」「塚堂古墳」の出土品の特設コーナーが見どころです。
福岡県うきは市 吉井町983番地1
カード交換時間:9:00〜17:00
※月曜日休館

原古墳(はるこふん)

内部には西に開口する単室の横穴式石室があり、奥壁の腰石と側壁の一部に赤色の壁画が残ります。奥壁の絵は、中央に準構造船のような大型の船が描かれており、右側が船首で、大きな櫂が2本描かれています。船上には弓を持った人物と櫂を操る人物が乗っており、馬もしくは遺体を納めた屋形を見ることができます。船尾の近くには3個の靭※が、右上部には弓を持った人物が描かれています。奥壁は一度抜き取られ戻されましたが、誤って反対向きに置かれたため、そのまま壁画が外を向いて保存されています。

所在地:福岡県うきは市吉井町若宮366-1
見学:墳丘の見学可能
公開:石室未公開
駐車場:有り(屋形古墳群ガイダンス広場|吉井町富永638-1 )

 
<カード交換所>
和の趣あふれるステンドグラス工房。1階古民家ギャラリーでは、アクセサリーなどの小物からランプまで、四季折々の作品が展示されています。古墳グッズやオリジナルの古代調トンボ玉など、行くたびに新しい発見があるお店です。
うきは市吉井町1109-2
カード交換時間:9:00〜18:00
※火曜日休館

鳥船塚古墳(とりふねづかこふん)

原古墳の南135mに位置する円墳で、内部主体は西に開口する単室の横穴式石室ですが、奥壁の腰石2段が残るだけで石室は破壊されています。奥壁の絵は、1段目には同心円文と船、2段目に大きな盾が描かれ、2個の靭※が描かれています。船は人物が乗った大型の船で、帆をはる柱は2ケ所、大きな櫂もあります。船の舳先(へさき)と艫※には鳥が各1羽ずつとまっています。近年の発掘調査で玄門の抜き跡と床面敷石の一部が見つかり、墓道の出土品より7世紀初頭にかけて追葬されていることが分かった。

所在地:福岡県うきは市吉井町富永2316-18
見学:保存上の理由から一般公開していません
駐車場:屋形古墳群ガイダンス広場(吉井町富永638番地1)

 

<カード交換所>
和の趣あふれるステンドグラス工房。1階古民家ギャラリーでは、アクセサリーなどの小物からランプまで、四季折々の作品が展示されています。古墳グッズやオリジナルの古代調トンボ玉など、行くたびに新しい発見があるお店です。
うきは市吉井町1109-2
カード交換時間:9:00〜18:00
※火曜日休館

重定古墳(しげさだこふん)

本来、西向きのきれいな前方後円墳ですが、前後左右及び後円部頂上は社地として削平(さくへい)されて当時の姿をとどめておらず、現存長51m、後円部径44m、高さ8.5mとなっています。石室は、大型石材を積み上げた石室全長約15mの複室構造の横穴式石室で、玄室の高さが約3.8mとなっています。玄室の腰石および天井石は一枚石を使用しており、豪壮感があります。
装飾は、玄室、前室、羨道部※にかけて赤、緑によって同心円文、靭※、鞆※、蕨手文※、三角文が描かれていますが、戦時中で防空壕として使用されたほか、戦後の考古学ブーム時に壁面に落書きされたり、直接手で触ったりしたため、肉眼では容易に観察できなくなっています。玄室、前室、羨道部にかけて赤と緑の顔料を用いて同心円文、靫、鞆等の装飾が見られます。玄室右側壁に描かれた大量の靫が特徴的です。

所在地:福岡県うきは市浮羽町朝田681-1
見学:墳丘の見学可能
公開:石室未公開
駐車場:2〜3台

<カード交換所>
木ん家
2023年4月22日より「薪ストーブ&木工 木ん家」として新店舗での営業となりました。
木の香りが気持ちいい店内には、薪ストーブや薪ストーブ関連商品から木工アイテムまでが並び、これまで通り、古墳グッズコーナーもあります。住所が変わりましたのでご注意ください。
福岡県うきは市浮羽町東隈上1-1
カード交換時間:9:00〜18:00
※毎週月曜日定休

<カード交換所>
林さん亭
うきは市浮羽町一の瀬にある展望中華レストラン。
四川料理の名店や、ホテルで修業したオーナーシェフ、「りんさん」こと林正二郎が、郷里である「うきは市」に開業。地元の野菜を使った本格中華料理を親しみ安い「丼スタイル」で提供しており、高台にあるため眺めも良く、春には窓から満開の桜を楽める他、楠名古墳、塚花塚古墳、重定古墳なども一望できます。
福岡県うきは市浮羽町朝田1139-1
カード交換時間:11:30〜14:30
※営業日はFacebookにてご確認ください。

塚花塚古墳出土品「銀象嵌柄頭(ぎんぞうがんつかがしら)」

塚花塚古墳は、古墳時代中期・6世紀後半に築造されたといわれる円墳で径約30m、高さ約6mで、南面した石室が構築されています。羨道※は破壊されて見ることはできませんが、前室は長さ2.2m・幅2.7m、後室は長さ3.3m・幅2.9m・高さ3.7m。天井石や後室壁などに巨岩が使われています。壁画はこの奥壁を主体として描かれ、赤・緑・黄の三色を用い、3個の大型の蕨手文(わらびてもん)や5個の同心円をはじめ、靭や三角紋などが岩面いっぱいに描かれています。明治26年頃に開口した時に、金銅製馬具・太刀・鉄鏃・玉類・須恵器など多数出土したと言われています。銀象嵌は文様を刻んでそこに銀を嵌め込む技法を用いて作られた柄頭。柄頭とは刀の柄の端に取り付ける装飾品のことを指し、地方首長への下賜品として生産され各地に配布されたと考えられています。

所在地:福岡県うきは市浮羽町朝田1235-2
見学:墳丘の見学可能
公開:石室未公開
駐車場:なし
※最寄りの「うきは市民図書館駐車場」(福岡県うきは市浮羽町朝田586)をご利用ください。

 

<カード交換所>
木ん家
木工作業ができるカフェ。カフェのみの利用も可能です。
木の香りが気持ちいいカフェスペースには、キッズスペースもありゆっくりと過ごせます。
木製のキーホルダーやバッグ、アクセサリーなどの古墳グッズコーナー新設!
福岡県うきは市浮羽町東隈上12-1
カード交換時間:9:00〜18:00
※毎週月曜日定休
※2023年2月25日(土)、26日(日)は市内イベント出店ブースでの配布になります。詳しくはコチラ

<カード交換所>
林さん亭
うきは市浮羽町一の瀬にある展望中華レストラン。
四川料理の名店や、ホテルで修業したオーナーシェフ、「りんさん」こと林正二郎が、郷里である「うきは市」に開業。
地元の野菜を使った本格中華料理を親しみ安い「丼スタイル」で提供しており、
高台にあるため眺めも良く、春には窓から満開の桜を楽める他、
楠名古墳、塚花塚古墳、重定古墳なども一望できます。
福岡県うきは市浮羽町朝田1139-1
カード交換時間:11:30〜14:30
※営業部はFacebookにてご確認ください。

楠名古墳(くすみょうこふん)

楠名古墳は7世紀前半に築造されたと考えられており、重定古墳の南に位置する径32m、高さ約6mの円墳で、石室全長約16mの複室構造の横穴式石室です。装飾古墳ではありませんが、玄室※より前室が大きい特異な形状で、前室の中心と墳丘の頂部とが一致する場所に巨石を据えた古墳です。
所在地:福岡県うきは市吉井町若宮366-1

見学:墳丘の見学可能
公開:時前予約により見学可能 ※詳細はコチラ
駐車場:なし
※最寄りの「うきは市民図書館駐車場」(福岡県うきは市浮羽町朝田586)をご利用ください。

 

<カード交換所>
木ん家
木工作業ができるカフェ。カフェのみの利用も可能です。
木の香りが気持ちいいカフェスペースには、キッズスペースもありゆっくりと過ごせます。
木製のキーホルダーやバッグ、アクセサリーなどの古墳グッズコーナー新設!
福岡県うきは市浮羽町東隈上12-1
カード交換時間:9:00〜18:00
※毎週月曜日定休
※2023年2月25日(土)、26日(日)は市内イベント出店ブースでの配布になります。詳しくはコチラ

<カード交換所>
林さん亭
うきは市浮羽町一の瀬にある展望中華レストラン。
四川料理の名店や、ホテルで修業したオーナーシェフ、「りんさん」こと林正二郎が、郷里である「うきは市」に開業。
地元の野菜を使った本格中華料理を親しみ安い「丼スタイル」で提供しており、
高台にあるため眺めも良く、春には窓から満開の桜を楽める他、
楠名古墳、塚花塚古墳、重定古墳なども一望できます。
福岡県うきは市浮羽町朝田1139-1
カード交換時間:11:30〜14:30
※営業日はFacebookにてご確認ください。

西ノ城古墳(にしのしろこふん)

*西ノ城古墳カードは先着100名様分の発行が終了しました。
*うきは市のカード5種類以上を集めた方、先着100名様限定で発行する特別なカードです。
*交換所でうきは市のカード5種類をご提示ください。

うきはの地を治めていた問註所氏の本城である、井上城の出城として知られていた場所から発見されました。岩盤で成形された墳丘の上に土を盛り、葺石を葺いています。天気の良い日は博多湾に浮かぶ志賀島まで臨むことができる眺めの良い場所です。

所在地:福岡県うきは市浮羽町流川
見学:私有地であるため一般公開されていません。

 

<カード交換所>
吉井歴史民族資料館
吉井町内の古墳から出土した土器や甕棺(かめかん)、副葬品などの考古資料をはじめ、農業や商業、生活の面から町の成り立ちを振り返ることができる民俗資料を展示されています。中でも、国の重要文化財に指定されている若宮古墳群「月岡古墳」「塚堂古墳」の出土品の特設コーナーが見どころです。
福岡県うきは市 吉井町983番地1
カード交換時間:9:00〜17:00
※月曜日休館

うきは市の九州古墳カードについて

チラシのPDFをこちらからダウンロードできます。

LINK:チラシのダウンロード

 

うきは市古墳見学のご案内

日岡古墳、月岡古墳、珍敷塚古墳、楠名古墳は、毎月第3土曜日に古墳の見学が可能です。
詳しくは、うきは市のサイトをご覧ください。

九州古墳カードに関するお問い合わせについて

【 古墳カード発行をご検討の団体様へ 】
九州古墳カードは、うきは市で当委員会が企画したカードです。
うきは市のみならず九州全体で古墳巡りを活性化するために、公共団体や古墳管理団体様へカードフォーマットの無償提供を行っています。
九州古墳カードへ参画をご検討の方、参画をお申し込みの方は コチラ からどうぞ。

【 古墳巡りをされているみなさまへ 】
古墳カードは、各地域の発行団体にて制作・管理されています。
カード発行や内容についてのお問い合わせは、カード情報ページに記載されている各発行団体、または窓口までお問い合わせください。

古墳カード実行委員会

〒839-1321 福岡県うきは市吉井町1250-3 クロコデサイン株式会社事務所内

クロコデサイン株式会社 / うきは市教育委員会生涯学習課文化財保護係 / 木ん家 / 青花 ステンドグラス 立丁尾花 / 林さん亭 / うきは市うきはブランド推進課戦略係